ダイビングを始めたいと思ったとき、多くの人が気にするのが体力面です。泳ぎに自信がない、運動が苦手、体力が続くか心配。このような不安はごく自然なものです。実際の講習で求められる内容を知っておくと、過度な心配は不要だと分かることも少なくありません。
【結論】ダイビングライセンス取得に特別な体力は不要
ダイビングライセンスの講習では、アスリートのような体力は求められません。日常生活を問題なく送れている方であれば、多くの場合で無理なく進められる内容です。
講習で重視されるのは持久力よりも安全行動
講習中に重要視されるのは、長時間泳ぎ続ける能力ではありません。指示を理解し、落ち着いて行動できることが優先されます。動作自体はゆっくり行う場面が多く、激しい運動が続くことはほとんどありません。
体力よりも呼吸とリラックスが大切
水中では力任せの動きよりも、安定した呼吸とリラックスが重要になります。無駄な力を使わないことが疲労軽減につながるため、体力勝負の活動とは性質が異なります。
講習で行われるスイム規準の実際
ライセンス講習では最低限の水慣れ確認として、スイム関連の規準が設けられています。内容を事前に知っておくと、難易度のイメージが変わることがあります。
PADIのスイム要件
PADIでは次のいずれかを行います。
- 200メートルのスイム
- もしくは300メートルのシュノーケルスイム
- 規定時間の立ち泳ぎまたは浮力維持
これらは速さを競うものではなく、止まらずに完了できれば問題ない内容です。
スピードではなく継続が基準
タイム制限が厳しく設定されているわけではありません。自分のペースで落ち着いて進めることが前提となっており、競技的な泳力は不要です。
体力に不安がある人が知っておくべきポイント
体力面が気になる場合でも、事前の理解と準備で不安を減らすことが可能です。
疲れやすさは多くが緊張由来
初めての環境では、必要以上に力が入りやすくなります。実際には運動量よりも緊張による疲労感が大きく感じられるケースがよく見られます。
無理をしない進め方が可能
講習は段階的に進行します。苦手意識がある場合でも、インストラクターの指示に従いながら少しずつ慣れていく形式のため、最初から高い運動能力は必要ありません。
まとめ
ダイビングライセンス取得において、特別な体力や高度な泳力は前提条件ではありません。基準として設けられているスイム要件も、競技レベルではなく安全確認のための内容です。体力に自信がないと感じていても、過度に構える必要はありません。
取得条件や講習内容をもう少し具体的に確認したい場合は、最初のステップとなるコース内容を見ておくとイメージしやすくなります。
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